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ミラー初黒星、出来てきたこと・出来ていないこと

2008年 Jリーグヤマザキナビスコカップ 準々決勝第1戦
千葉 0 - 1 名古屋
得点者:(名)ヨンセン
→スタッツ・ジェフ公式

 リーグ再開直後のカップ戦ということで、モチベーション的にも戦略的にも複雑で、ミラー監督就任後初めての敗戦となってしまいました。しかし、これ以上負けられないリーグでもなく、ホーム&アウェー方式のカップ戦の1戦目という「後がある」という状況で、休むべき選手は休ませ、試すべき選手は試し、見るべき課題は見ることが出来た点で、今日という日が最悪でなかったと言うべきなのかも知れません。
①中央の守備は安定、ただしサイドは・・
 監督交代後まず着手された守備組織の改革ですが、最終ラインと中盤の底における安定感は徐々に出来てきた気がします。中央を割られたり、頭上を抜かれたりというシーンは格段に減り、展開の中での不安感は多少減じたのではないでしょうか。難を言えば、今日は相手の中盤でのサイドチェンジが良く通っていました。これは今日に限って言えばパスの出し手を褒めるべきところもありますが、両サイドにおけるプレスが十分でないために出し手・受け手の選手を自由にさせ過ぎているのも一因でしょう。2列目のサイドプレイヤーの攻守の切り替えがうまくできていないのは、単に本人達の所為だけではないのでしょうが。

②セットプレーでのマークが・・
 相手のセットプレーにおいて第一のターゲットになる選手は絶対に塞がなくてはいけないでしょう。今日は失点のシーンに限らず、多くの場面でヨンセンのところにミスマッチを作られました。むろん、ヨンセンはその恵まれた体格というハードウェアだけでなしに場所取りやシュート精度などのソフトウェアという面でもJリーグ随一ですから、単に大きな選手がつけばいいとはいいませんが、やはりチームで一番ディフェンス力の高い人間をつけるべきですし、マークする選手は彼を止めることだけに集中するべきでした。その点で失点した場面におけるディフェンスの人選、ポジショニングには疑問が持たれますし、失点してなお修正されぬ点にはチームのリスクマネジメントに狂いがあると言わざるを得ません。

③巻のポストは改善が見られた
 今日最大の驚きはここでした。現時点でのジェフは、がっちり守ってカウンター、という時間を長くせざるを得ないチーム状況です。そのため前線に当てたボールが収まるかどうかはゲームの行方を左右します。今日は巻のワントップでしたが、代表から合流して初めてスタメンに名を連ねた彼のポストプレーは、見違えるほど良くなっていたと言えるのではないでしょうか。ヘディングでの競り合いしかり、トラップ然り、今日彼に当たったロングボールの半分以上はジェフのプレーにつながったと思います。代表ではスタメンからは遠ざかってしまいましたが、スタメンのDF陣たちを相手に繰り返されたであろうポストプレイのトレーニングは、代表のレギュラー陣だけでなく彼自身にもレベルアップのチャンスを与えたのだ、と勝手に想像していました。
 巻が競ったボールが味方につながる、という意識が、周りの選手の出足を活性化し、最前線の小さなエリアにボールが収まる時間がいつもより多くなったと、今日見ていて思いました。この意識がチーム全体に浸透してくれば、2の手、3の手とつながるようになるかもしれません。

④中盤でのイメージ不足・・
 これは攻守両面にいえることなのですが、ルーズボールに追いつく回数に彼我の差がないのに、それが攻撃につながる確率は大きく水をあけられた印象です。チーム全体が守備により多くの意識を割かざるを得ないチーム状況ですから仕方ないのですが。下村や斉藤がボールを奪ったとき、あるいは工藤がボールを持ったときの判断の遅さが今日の中盤を停滞させ、攻撃における閉塞感をもたらした主因ですが、この遅さは本人たちだけの責任ではなく、周囲の動き出しの遅さにもよるのでしょう。ジェフには敵2人に囲まれてもボールを奪われずに持ち続けられる技術を持った選手はいませんし、1対1で必ず突破できる選手もいないのですから、ボールを持った選手に対して2人3人のサポートが必要なのは当然です。
 攻撃時の約束事はまだまだこれからでき上がっていくのでしょうが、4バックシステムの定石として、やはりボールを持ったときにはどちらかのサイドが押し上げる、と言う形を作り、最低でも一つは選択肢が確保されるようにすれば、中央の選手にもゆとりがうまれるかもしれません。

⑤プレースキッカー不在・・
 今日の最大の敗因はこれではないでしょうか。スタッツをみれば、コーナーキックやフリーキックの数は同じです。しかし試合を見た人なら、ジェフのプレースキックからは得点の予感がしなかったと、口を揃えて言うでしょう。巻、レイナウドに加え、下村、斉藤にボスナーと、ターゲットになる選手は多いのです。しかし精度の高いプレースキックを蹴ることが出来なければ、チャンスは生まれません。もちろん、キックだけ良くてもハードワークが出来なければ今のジェフでポジションはとれないでしょうけど。

⑥その他
 楢崎はやはりさすが代表、というセービングを連発していました。しかし我らが守護神も立派、凌いだ決定機の数と質はこちらが上でしょう。両者の素晴らしいパフォーマンスの影に、ゴールの枠をとらえる攻撃陣の差が垣間見えますが。

 さて週末は味の素スタジアム第二弾、今度は絶対に負けられないほうの東京と対戦です。今日温存されたツートップの出来は?そこに巻が食い込む余地はあるか?中盤とサイドの選手の入れ替えは?このあたりに注目して、なによりも勝ち点3を期待したいです。
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2008/07/03 01:03  |JEF Unitedtop▲
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