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覇権奪回へ

2008 Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選Cグループ 第6節
千葉 3 - 2 川崎
得点者:(千)OG、ボスナー、レイナウド (川)我那覇、黒津

 ミラー監督を初めてフクアリのベンチに迎えて、決勝リーグ進出をかけての一番に臨んだジェフ。選手達からはリーグ前半戦の頃からは見違えるほどの逞しい闘志を感じることができました。

 ミラー監督から開始20分で先制しろ、というアグレッシブな指令を受けて試合に入ったジェフ。短時間での先制を要求する指示というのはあまり聞いたことがありませんが、その指示を授受する監督とチームの間には、勝者のメンタリティでまとまろうとする、気高さの様なものが感じられます。
 その指示を受けて試合開始早々から畳みかけるような攻撃を見せたジェフが、前半4分、中央右寄りのエリアをパス交換から抜け出した下村がペナルティエリア内に切り込んでぐラウンダーのクロスを送ると、川崎DFの足に当たったボールはそのままゴールへ。気迫でもぎ取った先制点にフクアリが沸きます。
 先制点を取った後もジェフは攻め手を緩めず、早いリスタートから新居が抜け出しGKと1対1になる場面もつくりましたがこれはゴール左にわずかに逸れてノーゴール。思えばこの場面で得点していれば、完全に川崎の息の根を止めることさえ出来たのかもしれません。
 対する川崎も、ジュニーニョを囮にしながら、ジェフのゾーンディフェンスに的を絞らせまいとボールを散らします。27分、ディフェンスラインの肩越しに抜けたボールの処理を岡本とエドで譲り合う形になり、その隙をついた我那覇に決められ同点とされます。自身も認めていますが、あの場面では後ろ向きにFWの進路をブロックしているDFにボールの処理を求めるのは危険。GKが飛び出すのがセオリーかなと思いました。もちろん判断に迷う絶妙なパスであったことは否めませんが、連携の確立したレベルの高いDFラインであればなんと言うことはない場面だったかもしれません。
 その後試合は一進一退の攻防を繰り返しながら、互いに決定機を外しもやもやが募る展開に。とくにジェフは中盤の谷澤、工藤らが川崎の中盤での不用意なパス交換をカットして高い位置からのカウンターにつなげる場面が何度か見られましたが、1対1の場面でことごとくシュートが枠に行かず、あるいはGKに阻まれ、決定力に泣くことにならなければ、と嫌な考えが頭をよぎります。
 揺らぎかねないチームの自信を取り戻させたのは、57分、ゴール正面30mの位置で得たフリーキックを目の覚めるような弾丸ライナーで突き刺したボスナーのゴール。決して鋭いコースに飛んだわけではなかったのですが、シュート回転のかかったボールは美しい弾道を描いてGKに触られることなくネットへ。バックスタンドから見ていると、ゴール裏で待ちかまえるジェフサポに向かって一直線に突き刺さったシュートはまさに閃光のようなきらめき。ゴールネットが膨らむ余韻も含めて、記憶に残るファインゴールとなりました。
 しかし敗ければ決勝トーナメントに進めない川崎も、ここから怒濤の反撃に出ます。69分には自陣からのロングパスに、交代で入った黒津が右サイドを抜け出して同点ゴール。ゲーム中に生じるちょっとした隙をつかれた恰好でしたが、このように全体が集中を切らしてしまうエアポケットのような時間が発生するあたりに、今後の課題があるのでしょうか。その後も川崎の猛攻は続きますが、相次ぐ窮地も岡本のファインセーブもありなんとか守ります。
 ジェフも何度か好機を演出しますが、新居のシュートが二度続けてクロスバーを叩くなど、あと少しのズレからゴールが生まれません。とにかくこの日を通じて言えたのは、1対1での決定力が足りないと言うことではないでしょうか。ラインディフェンスで相手のボールをからめ捕り、比較的少ないタッチでバイタルゾーンに進入する形はでき上がりつつあるだけに、今後の躍進のためにはフィニッシュの精度を高めなくては行けません。
それでも最後は、抜け出した工藤が冷静にGKとDFの距離を測り、並走したレイナウドにフリーでボールを渡してゴール。このようにカウンターから二人抜け出す形が出来ると、フィニッシュの精度も上がるのでしょうか。
 後半の川崎の猛攻で押し込まれ、最終ラインとの間隔が狭まってしまった中盤に戸田を投入して4-1-4-1から4-2-3-1とすることで守備の切り替えを図り、何とか最後まで持ちこたえましたが、川崎が代表選手を欠くなどベストの布陣ではなかったことを考えると、中盤以降に押し込まれない、グループとしての中盤の「強さ」も、課題として上げる必要がありそうです。全体としてはジュニーニョをシュート一本に抑えるなど、根幹となるゲームプランは遂行できていたように思えますので、集団と集団の戦いで90分間優位を保ち続ける安定感が、中断期間中に養われるか期待したいところです。
とにもかくにも、これでミラー・沢入体勢になって5戦敗けなしの4勝1分け。このいくつかがリーグ戦であったら、と願うのは監督だけではないのですが、高望みが過ぎるのかもしれません(公式の結果とコメント)
 ホームで勝って中断を迎えるのは良いことです。ナビスコカップは無事に予選通過、準々決勝は名古屋が相手と決まりました。こちらは2年ぶり、3回目の覇権がかかります。いい雰囲気でしっかりと休養をとり、リーグ後半戦は捲土重来、と行きたいものです。

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2008/06/10 13:27  |JEF Unitedtop▲
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