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偉業

 自転車レースの最高峰、ツール・ド・フランスでランス・アームストロング選手が7連覇を達成した。1993年に世界選手権を制し、1995年にツールにデビューした彼は、そのレース中に落車事故で命を落としたチームメイトに捧げるかの様に初のステージ優勝を果たす。戦友の召された天に向かって指を突き上げながらゴールしたその姿に胸を打たれたのを思い出す。
 その後、自身を蝕んだガンとの戦いを経て、1999年にツールに復帰した彼はブランク明けとは思えない圧倒的な強さで初の総合優勝を収めた。以来、プロのキャリアの実に半分(実働期間でいえば約6割)の年数をマイヨジョーヌとともに過ごした彼は、「家族との時間をとるために」今年のツールで現役を退くことを表明し、ミゲール・インデュラインが打ち立てた5連覇の偉業をいともあっさり塗り替えて、ツール史上に深く刻み込まれるであろう偉業を達成したのである。強力なアシスト陣のサポートで大集団をコントロールしつつタイムを保ち、緻密な戦略に裏付けられた盤石のツアー運びにはドラマ性の欠如を非難する向きもあったが、数少ない勝負どころを見逃さず、仕掛けたときにはきっちりとというにはあまりにも圧倒的にライバルたちの追随を許さない走りはまさに王者の風格と思えたし、その牙をむいたときの残酷なまでの強さにはやはりスポーツのもつドラマ性、スペクタクルを感じさせてくた。
 「選手生活をこの偉大なスポーツの表彰台で終えられることは、パーフェクトだった。僕はこれからもツール・ド・フランスのファンであり続けるだろう」
 キャリアの絶頂で潔く線を引き生きたまま伝説となる者がいて、かつての栄光からは徐々に遠ざかりながらも頑なに現役にこだわり競技を続けるものがいる。どちらも美しいと思う。
 大事なのは、好きなことに全力でぶつかっているってことなんだ。
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2005/07/26 01:17  Sportstop▲

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